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日射計の校正サービス — 全ブランド対応、PV システムのアセットマネジメントに最適 —

システム性能監視には、定期的な日射計校正が欠かせません。

PV 発電所のパフォーマンスレシオ(PR)を評価するうえで、太陽放射の測定は最も重要な要素であり、同時に最も弱い部分でもあります。   そのため、IEC 61724-1 の最新版(2017 年および 2021 年)では、日射計の定期校正が求められています。

これは、日射計を校正ラボへ送付する必要があることを意味します。 当社は、世界各地に校正およびサービス拠点を展開しており、いつでもご利用いただけます。

はじめに

ユーティリティ規模の PV システムにおける性能監視では、現在、太陽放射は日射計で測定するのが一般的です。 PR(Performance Ratio:性能比)は、システムの電気出力を日射量で割ることで算出され、PV システムの性能を評価するうえで最も重要な指標のひとつです。

また、日々および年ごとの PR を正確に記録することは、PV システムの価値向上にもつながります。

IEC 61724-1 規格の更新について

IEC 61724-1「太陽光発電システムの性能監視 ― 測定、データ交換および解析のガイドライン」の初版は 2008 年に発行されました。 その後の 2017 年版および 2021 年版は、2008 年版から大幅に内容が刷新されています。

新しい規格では、従来のように測定システムの構成要素や手順を定義するだけでなく、測定誤差を規定範囲内に維持することが目的として明確に示されています。

そして、この新しい規格では 日射計の定期的な再校正が必須要件となりました。

校正が必要な理由

定期的な校正は、あらゆる「ミッションクリティカル」な計測機器における品質管理の基本です。 その目的は、計測機器がこれまで安定して動作していたか、そして今後も安定して測定できるかを確認し、必要に応じて補正することにあります。

日射計は、長期間にわたり太陽光に曝されるため、完全に安定した状態を維持することは期待できません。 PV システムの性能監視や劣化評価に必要な高い精度を確保するためには、日射計を定期的に再校正することが不可欠です。

校正前には、校正を行うラボが日射計ドームの状態を点検し、必要に応じて乾燥剤の交換も行います。

校正頻度について

多くの計測機器の所有者は、すべての機器に対して 1 年ごとの校正周期を採用しています。 一方、日射計については、メーカー推奨は 2 年であり、毎年校正するにはコストがかかりすぎるのが実情です。

IEC 規格では、1 年ごとの校正、または メーカー推奨周期(2 年)に従うことのいずれかを推奨しています(図 1、図 2 参照)。 一般的な合意として、2 年を超える校正間隔は大きなリスクを伴うとされています。

ユーティリティ規模の PV 発電所では、複数の日射計を設置していることが多く、 1 年目に 50%、2 年目に残りの 50%を校正に出すといった運用が一般的です。

図 1 IEC 61724-1:2021 の記述IEC 61724 に準拠するためには、使用する計測機器の校正を証明する文書が必要です。
図 2 IEC 61724-1:2021 の記述2 年を超える校正間隔はリスクが大きい、という点で広く合意されています。

なぜ現場(オンサイト)では校正できないのか

日射計の校正に使用する機材は、高価で大型かつデリケートであり、容易に運搬できるものではありません。

さらに、自然太陽光をそのまま校正に利用するには信頼性が不十分です。 たとえ晴れていても、太陽光が十分に安定していなかったり、太陽高度が低すぎたりする場合があり、安定した校正条件を確保できません。

実際には、屋外での日射計校正では、Class A の PV システム性能測定に求められる 2 % の不確かさレベルを達成することは困難です。 Class B の 3 % 要件を満たす場合もありますが、ユーティリティ規模の PV 発電所では一般的に不十分と考えられています。

そのため、現在では高精度な太陽放射校正は専門のラボで実施するのが標準となっています。 日射計をラボに送る必要がある理由については、「日射計校正」のセクションでさらに詳しく説明しています。

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